2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

忙しいサラリーマンにとって、家は憩いと安らぎの場所のはず。他人の視線を気にせず、家族とのひと時を過ごせる空間であってほしい。

クライアントいわく 『高窓から見える、流れる雲や夜空の星、月の輝きがこんなに素敵だとは、きずきませんでした』と。 われわれ現代を活きている人は、生きている喜びの時間さえ感じなくなってしまったのだろうか? この生の充実感を、『今』・『ここで』・…

NHK「プロジェクトX」でIHクッキンヒーターが取り上げられる

「炎なき台所革命 IHに懸けた30年」NHK「プロジェクトX」で松下製IHクッキンヒーターが取り上げられる。 今はもうお馴みとなり台所の「新・三種の神器」のひとつでもあるIHクッキングヒー夕ーの知られざる誕生秘話、技術者たちの挑戦の歴史を当時の映像と共…

オープンキッチン

家族のつながりオープンキッチンオープンキッチンは民主的な家族のための民主的なキッチンスタイルのはずである。 しかし、うがった見方をすると、つくる人と食べる人をはっきりと分け、役割分担を固定化する働きをしているようにもみえる。小料理屋のカウン…

阪神淡路大震災に学んだ教訓、そして備える、愛する人たちを守るため

阪神淡路大震災から今年で10年、我々は未曾有宇の大地震からなにを学んだのだろうか? 死者約6500名あまりの方の尊い犠牲は、その後活かされ報われたのだろうか? 去る2005年1月16日、大阪市中央公会堂大ホールで開催されたシンポジクムで東京大学生産技術研究…

愛されてないマイハウス

家は30年では朽ち果てない 30年の住宅寿命は朽ち果てたのではなく、叩き潰しているのです。つまり、住んでいる人が自分の家を叩き潰すような心境に至る経緯があるといえるのです。 つまり売れる住宅です。売り易く、造りやすい住宅が急速に普及して、それが…

建築家中村一幸の住宅観思行

日本の住宅はなぜ25年から35年のサイクルで建替えられているのか? 日本の住宅は、国の施策に基づいた大量生産、大量消費の思考が、日本しかな いといわれる、家を売るだけのハウスメーカーの存在と相俟って、供給する側 と消費者双方に定着してきました。現…